木材のはっ水・防汚のための最高級セラミック塗料
撥水シリーズ

tataraのブログ

古民家改修工事

 

2018.3月、大阪市中央区の路面店のヒノキ建具・スギ材古民家改修状況。


既存の数十年経過した木材との濃淡をうまく対比した新鮮なデザイン。
撮影したのは、2018.9/15。梅雨・きびしい猛暑・台風のひと夏を経過した画像になります。
 
今回は撥水無機ウッド屋外ヤケ止めの3回塗工で仕上げました。心配していた日焼けについてはまだ確認できない良い状態。また、シミ・よごれ・カビなども見受けられない。tatara撥水セラミックヤケ止め屋外用よりコストダウンした建築用のものですが良好な状態を維持しています。
今後も引き続き経過観察を報告させていただきます。

 

●古民家正面全景 大正ロマンの面影を残す佇まい 2018.9/15
●古民家正面玄関 ヒノキ建具・スギ柱など、新旧木材のコントラストが新鮮 2018.9/15
●ヒノキ木建具のディテール。ひと夏越しての経年変化はほぼ感じない 2018.9/15

 

 

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●2019.7/23 施工後約一年半経過

 

●正面全景 ヒノキ・スギの建具・構造材は、だいぶと落着いた色調に 2019/7/23
●直射日光・風雨の当たりやすい看板柱のエッジ部の色調が少し色抜けし灰化が進みだしてきた。
カビ・黒ズミは見受けられない。 2019/7/23
●玄関のモルタル接地にした木部が白っぽく、縦格子土台下部のシミは樹脂成分の溶出か?
白化はモルタルのアルカリ成分反応か?土台のシミは、tatara輪ジミ・アク止め下地材塗布で
少なからず抑制できるかもしれない。 2019/7/23



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●2020.2/7 施工後約二年経過

 

●正面全景 ヒノキ・スギの建具・構造材は、前回よりほぼ変化なし 2020/2/7
●前回は夏場ということもあり、直射日光・風雨の当たりやすい看板柱のエッジ部の色調が少し色抜けし灰化が進みだしてきたが、むしろ色調が落ち着いてきたようにもみえる 2020/2/7
●季節・明るさ・写真の状態もあるが前回よりほぼ変化なしの様子。 2020/2/7

 

 

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●2021.2/3 施工後3年経過

 

ちょうど三年が経過しました。全体的に色あせた感じで落ち着いてきました。
スギ・ヒノキ材の灰化は気にならない程度なので、撥水無機ウッド屋外ヤケ止めのヤケ止め性能は一定の効果はあったと言えます。
敷居土台部分の樹脂だまりのようなシミは、一年前の画像から比較すると流れ落ちたのか一様に落ち着いているようです。


●全体の色目は褪せてきたもののカビ・シミ等の気になるところはありません。


●のこ目を残した仕上げなので、塗料の吸い込みもよかったのではないかと思われす。メンテナンスにはまだ早いかと・・・。