tataraサロン

いま再びの”たたら” その2

たたら製鉄の砂鉄採取では、約80㎏の真砂砂鉄を確保しました。

つづいて、
ドラム缶を利用した炭釜づくりに取り掛かることにします。
仕様は下記の図面を参考にした。

この炭釜で大量の「たたら炭」をつくっていくことになるが、
大阪府河内長野郡太子町の里山作業場で、「たたら炭」の原料になる”コナラ”、
炭化させるための火力燃料としての間伐材・スギなどを伐採し準備をすすめていく。

まったく、自然環境と一体となった循環型経済モデルとはいいながら、
自然環境への負荷は計り知れない!!

と同時に、大自然への畏敬の念がふつふつと湧き上がる・・・。

 

●たたらドラム缶炭釜 仕様図

●ドラム缶の横腹に開口部を加工

●吸熱部分には一斗缶を加工し溶接

●内部にグレーチングを敷いて排気の煙突をつけていく

●2018,6/17鉄筋・鉄骨のプロ、植田さんが加工している。大阪府河内長野太子町の作業場にて

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炭窯を土中に半埋めし吸排気の準備を完了し、2018,11/17朝より11/18AM5:00まで薪で加熱しつづずけた。

●薪で加熱しはじめ、煙突から蒸気が勢いよく噴き出してきた。
煙突の先からは木酢液を採取する。

●やがて日が暮れ、交代でただひたすら加熱し続ける。

●AM4:00ころから、水蒸気の量が徐々に少なくなってきた。

●AM5:00 吸気・排気口を砂で埋め酸素を遮断する。
超高温の状態で密閉状態にして良質のたたら炭を精製する。

●5日後の11/23、炭だしを決行。まだ本体に熱がこもっている。嫌な予感・・・
表面の土をめくると本体の蓋が熱で変形し空気が入っていたようだ。

●残念ながらたたら炭はほとんど灰の状態。初回のチャレンジは失敗におわった。
次回、12/23に再挑戦を決行する予定。