tataraサロン

tatara撥水セラミックとドイツ系オイル塗料クリアー色 屋外暴露比較試験資料

tatara撥水セラミックマルチ・tatara撥水セラミックヤケ止め屋外用、およびドイツ系屋外用オイル O社・X社・N社・S社の建築現場でよく使用される<クリアータイプ>で木材保護・屋外暴露比較試験を実施しました。

⬛️2017.6/10〜2018.5/23 12ヶ月ドイツ系オイル屋外クリアー塗料暴露比較試験資料

各塗料の挙動には明らかな特徴があり興味深い経過を示しています。

これまでの木材用塗料は、塗膜の強度・耐久性を優先した有機溶剤系(ペンキ系・ウレタン系)から、安心安全な自然塗料系(オイル・ワックス系)にゆるやかに推移してきました。

有機溶剤系は強い塗膜を形成して木材表面をしっかり保護する反面、環境性・安全性のリスクから、自然塗料系の環境・人体に影響のすくない、しかも塗膜の薄い、もしくは塗膜を形成しないナチュラル志向のものに推移しています。さらに限りある大自然の木材をよりよく仕上げるための塗料への探求は終わることはありません。

この現状のなかで、tatara撥水セラミックは下記のような特徴を持っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<主な特徴>

①塗膜をつくらず木のぬくもりと呼吸性を維持し水は透さず湿気のみ透します。

②無機シラン系化合物 Si+O(酸化ケイ素)を高分子(分子を最小限単位まで分解)の状態にしてアルコール系溶剤に溶かし込んだ塗料。※Si+O(酸化ケイ素)は、簡単にいうと”砂”のようなもの(セラミック)ですのである意味、大地そのもの自然塗料のひとつ言えます。

③木材の繊維奥深くまで浸透し木材内部で硬化し骨格を形成します。(空気中の酸素と結合し約1週間で完全硬化)

④塗膜をつくらず木材の本来持ってる特性・風合いを最大限に活かします。

⑤1液性のため誰でも簡単に短時間の施工ができ、超浸透性と揮発性が良いためムラなく塗りやすく、ベタつかず、嫌なニオイも残りません。

⑥無機系の人工化合物ながら食品安全基準をクリアしており食器類にも使用できる安全、安心塗料です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

tatara撥水セラミックは、撥水性・防汚性・含浸性・耐候性・耐久性・作業性・メンテナンス性など様々な特徴がありますが、実際どのようなものなのか?

下記の資料は、一定期間に同じ条件で屋外暴露することによって検証した資料です。

2017.6/10〜2018.5/23 12ヶ月ドイツ系オイル屋外クリアー塗料暴露比較試験資料

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<試験結果からみる性能見解>

tatara撥水セラミックマルチ
→約1年間の屋外暴露による紫外線・風雨・温湿度変化のなかで、表面の変化が目に見えて明らかに確認できる。この表面の灰化したものは、表面浅く灰化しており均質的で柔らかく水で容易に洗浄できる、いわゆる”灰”のようなもの。黒いカビ状の有機物や汚れが木材内部に浸み込んでいないシルバーグレー色にきれいに焼けているのが特徴といえる。

屋内フローリングをはじめ、家具工芸品・水まわり、特に耐水・防汚保護用に多くご使用いただいていますが、日焼けを前提にするならば、メンテナンス性をふくめて屋外用に使用される方もおられます。

tatara撥水セラミック屋外用
→tatara撥水セラミックに紫外線防止剤(UVカット剤)を加え木材表面を覆っているので、木材繊維の紫外線による劣化が緩和されているが美観的には白っぽく見えてしまう。濃色木材よりは、スギ・ヒノキ・メープル・ブナ材など木肌の白い木材に向いている。

●O社
→半造膜系のオイル塗料で紫外線防止効果(UVカット)は抜群の性能である。約一年間にわたり屋外暴露試験をした結果、いまだに木部色をキープできている。ただ強い塗膜を形成する反面、屋外放置でわずかに木材に浸潤する水分は行き場を失い強い塗膜が蓋をして内部にこもり黒カビの原因になるような結果がでた。この強い塗膜も一年を経過するあたりから徐々に部分的に白く白濁しまだらに現れ美観的に気になってきた。

別途メンテナンス性資料でも検証していますが、傷んだ強い塗膜のはく離は困難なので重ね塗りで対応している様子。

●X社
→塗膜を形成しない防腐系オイル。オイル塗料全般に言えることであるが、有機物のオイルは腐朽菌の養分になることから黒カビを防止するのは難しいような結果。強力な防腐剤を混入するには環境・人体に影響が出ることもあり現物では薬剤効果は十分に発揮されていないように見受けられた。安価なこともあり一般的には多く流通している塗料。

●N社
→塗膜を形成しないタイプで仕上がり感はtataraによく似ている。ただ、屋外暴露の時間が経過するにしたがって、表面が曇って木目がまだらに見える。カビ・汚れの耐性は弱いような結果がでた。

別途メンテナンス性資料でも検証しましたが、表面のはく離は容易にできるのでカビ・シミの浸潤がなかったらメンテナンスは良いと考えられる。

●S社
→わずかに塗膜性があるタイプで大規模な木造建築にもよく使われているようです。今回の試験ではK社と同じくらいにシミ・カビで黒く変色するのがが早かった。O社とK社の中間的な挙動を示した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2017.6~12 半年途中経過の資料⤵

⬛️ 2017.6/1 0〜2017.12/20 7ヶ月ドイツ系オイル屋外クリアー塗料暴露比較試験資料

※この屋外暴露比較試験資料は、tatara独自に実施したものであり公的な評価ではないことをご了承くださいませ。