ケヤキのこと

tataraはケヤキでつくられます。
ケヤキは、その名の由来にあるように、他にはない特徴を持つ "けやけき木"(= 特別な木)として敬われ、古くから日本人に親しまれてきました。
豊かな四季に育まれた美しい木目、豊富に含まれる樹脂が生む色艶と耐湿性、時間とともに味わい深く変化する木肌、ほどよい堅さと長く使える丈夫な組成。これらの性質から古くより民家の鴨居や上がり框、和室の床や柱、寺社建築などでつかわれてきました。

しかし、大量生産・高効率が求められる現在、ケヤキは既製家具にはあまり使われていません。多様な木目は木を繋ぎ合わせた集成材を作りづらく、堅い木質は機械生産には向いていないためです。

木は育った気候や風土によって異なります。二つとして同じものはありません。
だからこそ、機械による一様な加工ではなく、古くから日本人がやってきたように、木工家は一本一本の木と語らいながら、ひとつひとつ手で家具をつくります。
日本人が、かつて "けやけき木" に感じていた敬いや尊さをtataraで感じてみてください。